今回は第一回リトルダンサー発表会の演目でもございました、
チャイコフスキー3大バレエの一つ、
バレエ作品『眠れる森の美女』についてのご紹介です。

『眠れる森の美女』
作曲:ピョートル・チャイコフスキー
振付:マリウス・プティパ
初演:1890年1月15日 マリイリンスキー劇場
 主な配役:オーロラ姫
      デジレ王子
      リラの精               
      カラボス
 あらすじ
  ・プロローグ
  ・第一幕
  ・第二幕
  ・第三幕
 
ディズニー映画や絵本でもおなじみの童話にもとづくバレエ作品です。
妖精たちに”優しさ”、”勇気”などのよい性質を贈られたオーロラ姫は、
悪の妖精カラボスの呪いで長い眠りに落ちます。
しかし、百年後、姫を助けにきたデジレ王子のキスで目を覚まします。
とくに見所は、第二幕で美しく成長したオーロラ姫が、
16才の誕生日に求婚者である4人の王子と踊る「ローズ・アダージョ」や
第三幕でのオーロラ姫とデジレ王子の結婚式です。
とくに第三幕では、二人の結婚式を祝福するため、おとぎ話の主人公たち、
「長靴を履いた猫」、「赤ずきんちゃん」などが来賓として登場するため、
発表会などに抜粋されることが多いです。
また、主役のバレリーナにとってオーロラ姫は体力的に
一番きついとも言われております。
同じ作品でも上演されるバレエ団によって、
衣装や舞台装置によって雰囲気も違いますので、
見比べて見るのも楽しいかもしれませんね。